DIYニュースのまとめ

DIYに関するニュースや小ネタをまとめています

非破壊検査、米ICM製垂直走行ロボ投入-足場設置不要、壁面・天井に張り付き検査

非破壊検査、米ICM製垂直走行ロボ投入−足場設置不要、壁面・天井に張り付き検査:日刊工業新聞

 非破壊検査大阪市西区、山口多賀幸社長、06・6539・5821)は、2016年4月から壁面走行ロボットを使った構造物などの検査サービスと同ロボットの販売に乗り出す。高所など危険箇所の検査でも足場設置不要で事故リスクやコストが大幅に低減できる。新規の検査用途への広がりや塗装など検査以外での活用も進める。

 同ロボットは米国のICM製。有線で100メートルほど離れての操作が可能。非破壊検査が国内独占販売権を取得した。バキュームポンプと特殊素材のクローラーを組み合わせ、壁面や天井に張り付きながら秒速70ミリメートルで移動する。連動する安全ケーブルを使い落下の危険がない。
 約25キログラムの積載能力がありカメラや各種検査装置、作業用のアームなどを搭載できる。コンクリートや金属など幅広い材料に吸着でき「特に足場設置に多大なコストがかかる構造物の検査に有効。検査コストも抑えられるため、検査回数を増やして信頼性を高めることもできる」(木村哲也常務)という。
 ロボットの販売は非破壊検査グループのポニー工業(同中央区)と連携する。将来は、水中でも使用できる壁面走行ロボットや、2台連結して重量物を搭載できるロボットを開発して導入したいという。

 

経年美が人気、防火木製外壁に国産材バージョンが登場


「WILL WALL(ウイルウォール)」は、100%天然木からなるサイディング・パネリング。「日本の街並みを変えたい!」というチャネルオリジナル(神奈川県横浜市)の強い思いから生まれた。

防火薬剤を木材内部に注入することで、裏当てなし・木材単体仕様で、国内初そして唯一「準防火構造」「防火構造」「準耐火構造45分」「準耐火構造60分」の国土交通省認定を取得。防火地域、準防火地域、22条指定地域、一般地域のすべてのエリアおいて、延焼のおそれがある部分に使うことができる。

基材は、殺菌・防虫成分を含む高級材のウエスタンレッドシダー。新たに、国産材のスギでも可能になった。
国産スギを使った「J.WILL WALL」は、日本の伝統美、日本の木によるデザインの復活を願って開発したもの。4種類のデザインパターンが選べる。

どちらも、天然木でしか味わえない「経年美」が魅力。素材やデザイン、ビンテージハウスへの関心が高い住まい手から熱い支持を得ている。

経年美が人気、防火木製外壁に国産材バージョンが登場 | 住宅ニュース:住宅製品ガイドから:新建ハウジングDIGITAL

DIYサイト続々、「交流」「ノウハウ」のタイプが主流

 生活者の「DIY」を手助けするウェブサービスが次々に登場してきている。DIYした部屋やインテリアの画像を投稿して生活者同士が交流するサイトや、DIYのノウハウを提供するウェブマガジンタイプのメディアも増えてきている。

LIXILも参入
 「おうちのレシピ」をキャッチコピーとして7月に誕生した「HOMEPAD(ホームパッド)」は、生活者が自宅をDIYした写真をネット上に投稿できるウェブサイトだ。運営はLIXILグループのLIXIL住生活ソリューション(東京都江東区)。サイトには300件超の投稿が寄せられており、例えば「ブロックやレンガで簡単な花壇作り」「100円均一のグリーンでもこんなにオシャレに!」といった記事がある。
 サイト閲覧者は投稿されている写真やテキストからDIYのノウハウを学び、気に入ったアイデアにはコメントして交流することができる。さらに「YEAHH!」という項目をクリックすれば、投稿者に「役立った」という気持ちを伝えられる機能もある。

■80万枚の写真紹介
 このような「交流型」のDIYサイトで先行しているのが「RoomClip( ルームクリップ)」だ。運営はTunnel(東京都文京区)。HOMEPADと同様に、生活者自身が部屋のDIYや模様替えなどの自宅写真を投稿できるサイトで、2012年5月にスタート。スマホ用アプリは60万ダウンロードされ、現在サイトには80万枚の写真が投稿されている。月間ページビューは9500万にも上る。
 生活者が自宅写真を投稿すると、閲覧者から「いいね」という評価がついたり、コメントを通じてDIY好き同士が交流できたりする「コミュニティ」性が特に女性ユーザーから高く評価されている。

■作り方を動画で解説
 「交流型」サイトが増える一方で、DIYのノウハウを紹介するメディアも増えてきている。
 DIY用品のネット販売事業を手掛ける大都(大阪府大阪市)は7月に「MAKIT!(メキット)」を開設。「つくりたいをつくれるにする。」がキャッチコピーで、工具の使い方、椅子や棚の作り方を開設している。じげん(東京都新宿区)は「see-sow(シーソー)」という女性向けのDIYサイトを開始。インテリアなどの作り方をすべて動画で紹介する手の込みようだ。

■52%「DIY関心あり」
 リクルート住まいカンパニーの調査によれば、「DIY」という言葉の認知率は90%で、関心を持っているのは52%。最近は「おしゃれ」「かわいい」「女性向き」といったイメージを持ち、キッチンのデコレーション、壁紙張り替え、家具の塗装など、自分なりに部屋をカスタムしたいニーズが高まってきているようだ。
 サイトを通じて交流やノウハウを学べる環境が増えてきたことで、今後さらにDIYユーザーは増加しそうだ。

DIYサイトが続々 ~ リフォーム産業新聞

女性でも簡単にDIYができる木製の骨組み「住+DIYフレーム」販売  大人2人で組み立て完了まで10分!日曜大工やリノベーション等をサポート

じゅうたす株式会社(本社:兵庫県姫路市代表取締役:駒田 良知)は、2008年より約2年間のプレ販売の後、販売を見合わせていたDIYサポートアイテム「住+(じゅうたす)DIYフレーム」の再販売を開始しました。当面の販売は、『日曜大工をサポートする 住+(じゅうたす)』楽天市場内店舗のみで行います。
【「住+(じゅうたす)DIYフレーム」開発の背景】
じゅうたすは、楽天市場の店舗『日曜大工をサポートする 住+(じゅうたす)』で主に内装用木質建材を販売しております。DIY・リノベーション元年といわれる2015年、居住者が自らのライフスタイルの変化に合わせて、壁紙の貼り替えや塗装程度の更新はDIYでするようになりました。
床材・壁紙の貼り替えや塗装にとどまる事なく、女性でも大胆に模様替えや住居のカスタマイズをするためのDIYサポートアイテムを提供すべく、「住+(じゅうたす)DIYフレーム」の販売を始めました。


【「住+(じゅうたす)DIYフレーム」の特長】
1.構造躯体(スケルトン)と切り離されているため、「住+DIYフレーム」に直接釘打ち、切り欠き、塗装のすべて可能で、移動もできます。賃貸居住者も思い切りDIYカスタマイズができます。

2.用途に合わせて大きさと形が規格化されており、組み立ては大人2人で10分程度。フレームが組みあがったところからDIYが始まります。

今回は3タイプ、11パターンを販売しました。Boxタイプの『ベーシック』4パターン、水平梁の高さが選べる『フレクシー』3パターン、デッキタイプの『グランディー』4パターンがあります。

DIY賃貸に関する賃貸オーナーの意識調査「壁紙交換くらいなら自由にさせたい」61.8%「DIYができることで退去が防げるなら認めたい」56.4%

株式会社アルティメット総研(所在地:東京都新宿区、代表取締役:大友 健右)は、運営する賃貸サイト『ウチコミ!』を利用する賃貸オーナーを対象とした「DIY賃貸に関する賃貸オーナーの意識調査」を実施致しました。「DIY賃貸」普及に向けて、行政、不動産会社、リフォーム会社が様々な取り組みを行っていますが、肝心の賃貸オーナーは、「DIY賃貸」に関してどのような考えを持っているのか?調査結果の概要は、以下の通りです。

Q:現在所有している物件でDIY可能なものはございますか?
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「はい」が25.5%と4分の1の方がDIY可能な物件を提供しています。しかし「今はないが検討中である」が32.7%とDIY賃貸物件を提供したいというニーズを意識していることがわかりました。

Q:入居者のお部屋をDIYをしたいという要望についてどう感じますか?
https://www.atpress.ne.jp/releases/69297/img_69297_2.png

「自由にDIYができる物件を提供したい(している)」が34.6%、少し減らして「入居者のニーズは感じるが、どこまで許容すれば良いかわからない」30.9%、「入居者のニーズを感じるのでDIY可能を検討している」24.5%と続きます。DIY賃貸に関するニーズは感じつつも、どうすればいいのか迷っている賃貸オーナーが約55%を占めます。

Q:入居者に対して仮にお部屋をDIY可とした際、許容できるDIYは何ですか?
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「壁紙の交換」19.4%、「照明器具の交換」18.2%、「ブラインド設置」15.8%と続きます。「壁のペイント」「キッチン変更」「トイレ交換」まで認めようとしている声もありました。

Q:DIYができないことが原因で退去するとしたらどうしますか?
https://www.atpress.ne.jp/releases/69297/img_69297_4.png

DIYができることで退去が防げるなら認めたい」56.4%、「今後はDIY可能にすべきか検討する」29.1%と続き、DIY賃貸をしたいというニーズに応えたいという意志を感じました。

Q:「壁紙交換」についてお聞きします。手軽に壁紙が交換(入居者が)できるとしたらどう思いますか?
https://www.atpress.ne.jp/releases/69297/img_69297_5.png

「壁紙交換くらいなら自由にさせたい」61.8%「入居者が希望するなら話は聞いてあげたい」36.4%を含めると98%以上の方が壁紙交換について肯定的に考えています。

DIYこども工作教室を開催

一般社団法人日本ドゥ・イット・ユアセルフ協会では、DIY普及活動の一環として5月6日~12月26日まで「DIYこども工作教室」を開催している。これは、より多くの小学生に工作を体験してもらい、小学生のうちから「手づくり」のよさ・楽しさに慣れ親しんでもらうことが開催の趣旨。教室では専門のアドバイザーが指導を行うので、DIYに対する興味を喚起し、正しい道具・工具の知識を習得してもらうことができる。
最近では、テレビでもDIYを取り上げる番組も増えており、認知度は増している。子供のころからこうした体験を通して知識をさらに発展させ、DIYを生活の場で実践し、活かしていくことによって、人間が生きていくために必要な能力である「自主性」や「創造性」を養うことにもつながる。

詳しくは、DIY教会に問合せを。

2015/07/31 平成27年度DIYこども工作教室の開催申込み状況を更新しました。

2DKを”夢のマイホーム”に変えた、現状回復できるDIYって?

お洒落なインテリア雑誌を眺めて、「いつかはこういう家に」と夢を膨らませている方はいませんか?「その”いつか”って、いつやってくるのだろう?」と遠い未来の話として考えている方も多いかもしれません。

今の住まいを、リーズナブルなお値段で、理想の城に変えられる方法があればいいのに… そんなふくらむ夢を現実に変えるのがDIY(Do it yourself)のリノベーション。自分でやれば、コストダウンも可。空き家をシェアオフィスにしたり、個人宅をがらりとリフォームしたり、とその可能性は無限大。今やそのブームは全国区で広がりつつあります。

そこで今回は、DIYで築47年の自宅を、新築同然にまでリノベーションした久米まりさんにお話を伺いました。久米さんが実践する、ワクワクDIYの様子をみなさんにもシェアしたいと思います。

■築47年の物件が新築同然。ここまで変わる!マリ☆マジック

久米さんのお住まいは築47年2DKの集合住宅と伺っていた私。

取材の日「どうぞお入りください」と、ドアが開いた瞬間、そこには想像を越えた別天地が広がっていて、とても驚きました。

「どうぞ、どうぞ」と久米さんに促され、靴を脱ごうと視線を足元に移すと、整然とヘリンボーン模様に組まれた床。土足で踏んでしまうのが忍びないくらいにきれいです。

中に入ってみると、2DKという間取りを感じさせない開放感。部屋と部屋を仕切るふすまがありません。

久米さんは寝室と子ども部屋との仕切りを取り払い、壁も天井も真っ白ですっきりと統一しています。通していただいたリビングも、古材風のクッションフロアが敷かれ、壁には漆喰まで塗られ、ここが和室だったという痕跡は1ミリも見られません。

DIYを始めた理由

久米さんがこのお住まいに越してきたのは今から5年前。結婚して、いちばん最初に住んだ新居がこの2DKの集合住宅でした。しかも内覧ができない物件だったとか。

鍵を開けてびっくりしました。想像以上に古くて、最初はちょっと落ち込みました(笑)
キッチンカウンターとカメラインターホンのある新築にあこがれていた久米さん。

でも、落ち込んだのは、ほんのちょっとのこと。換気扇を買うためにホームセンターに立ち寄ると、今まで見たこともないようなDIYの道具がありました。そこで初めてDIYという言葉と出会った久米さん。まずは床に敷くクッションフロアを大量に購入。さっそく貼ってみると、部屋ががらりと変わりました。

「これはいけるかも」と心が前向きになり、今度は壁、さらにはキッチンカウンターなど、住みながらコツコツDIYを続けていったそう。その様子を写真に撮り、手を加える前と後を見比べながら、少しずつ変わった様子を見ているとどんどん楽しくなってきたといいます。

■読者数1万人を越す、超人気ブログ

それまでDIYはおろか、工作でさえあまりやった経験はなかった久米さん。

DIYの本を見ても、設計図を見て、ものをつくることさえできなかったそう。そこで、ブログには他の人も見ればわかるように、写真を交えて「設計よりも過程」を大切にブログを書きました。さらに、自分が試行錯誤した箇所にはとてもていねいな解説がついているのがポイントです。

久米さんが綴る日々のDIYのレポートは、いつも楽しいとワクワクがあふれています。こうしたワクワクの思いが伝わりブログのコメント欄は大にぎわい。読者数が1万人を越す大人気ブログになりました。

折しも時はDIY&リノベーションブーム。このブログをきっかけにUR賃貸住宅からオファーを受け、DIY住宅をプロデュースすることになりました。

通常、賃貸住宅は退去時に現状回復義務があるため、壁紙をはったり、作り付けの家具を設置することができません。ところが、このDIY住宅はその現状回復義務を免除し、さらにはDIYの施工期間として最大月額家賃3ヶ月が無料となる画期的な取り組みでした。

とはいっても、あまりにも前例がないこの事例。いきなり壁を自由に塗っても良いと言われても躊躇してしまうもの。そこで人気ブロガーの久米さんに白羽の矢が立った、というわけです。久米さんのプロデュースをきっかけに、約20世帯がDIYをしながらこのDIY住宅に住むようになったそう。

カリスマDIY主婦Kume Mariさんに聞く2DKを”夢のマイホーム”に変えた、現状回復できるDIYって? | greenz.jp